突発性難聴に悩む人のための 対処マニュアル

難聴・耳なり・めまい・吐き気・頭痛…突発性難聴の症状を克服するために

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克服するための治療法

突発性難聴には、どのような治療法があるのかについて説明します。

突発性難聴の治療にはステロイドや鍼治療が有効?

原因の解明までにはいたっていない突発性難聴ですが、ある程度の医療水準を満たしている病院や医療機関では、ステロイドを使った治療法なども確立されています。

血漿増量剤の点滴と組みあわせた、ステロイドホルモンの漸減療法による治療がそれ。

同時に、ビタミン溶液、ATP製剤溶液なども加えて毎日点滴し、聴力検査と自覚症状で聞こえるかどうかをチェックしていきます。

注意点としては、ステロイドによって血糖値が上昇するため、糖尿病の症状が悪化する可能性があること。ですから、糖尿病やその予備軍の人は血糖値のコントロールをすることが大切です。

妊娠中や授乳中に突発性難聴になってしまった女性も、使用する薬剤によっては母体や胎児に影響を及ぼす場合もあるので、産婦人科医と耳鼻咽喉科医の両方にその旨をしっかりと伝えてください。

しかし、多くのケースでこの治療を7日から10日間ほど点滴を続ければ、よくなっていくようです。

それでも聴力が回復しないときは、難治性の突発性難聴と考えられるでしょう。

その場合は高圧酸素療法や星状神経節ブロックなど、医師に相談しながら適切な処置をうけることとなります。

突発性難聴にステロイドを用いる理由

ステロイドは、湿疹やアトピーの塗り薬にも配合されている、抗炎症作用のある成分です。

抗炎症作用とは、免疫の過剰反応による炎症を抑え、症状を軽減させる作用です。

突発性難聴はウイルス感染や内耳循環の障害が原因だという説があり、ステロイドの抗炎症作用がウイルス感染による炎症を抑えて、内耳の循環を整えるとされているのです

ステロイドの投与を受けたおよそ6割の人に突発性難聴の改善が見られたという研究結果もあることから、全国の多くの医療機関で、突発性難聴の治療のためにステロイドが使用されています。

ステロイドを治療に用いる場合は、点滴で投与する他、内服薬であるプレドニン錠を7日間服用するという治療法が用いられています。

ステロイドって副作用が多いんじゃないの?

ステロイドは人体で生成される副腎皮質ホルモンの一つです。そのため、投与されたとしても重篤な症状が現れることはありません。

とはいえ問題が全くないということにはならず、多くの医薬品と同様に、このステロイドにも副作用は存在します

以下は、投与によって現れる可能性がある副作用です。

  • 免疫力低下
  • ステロイド骨粗しょう症(ステロイドにより、骨がもろくなる)
  • ステロイド糖尿病(ステロイドにより、体で糖が合成されやすくなる)
  • ステロイド潰瘍(消化管の粘膜が弱まり、腫瘍ができやすくなる)
  • 血栓症(ステロイドによって血小板の機能が促進され、血管内で血栓が現れやすくなる)
  • 精神症状(不眠症・多幸症・うつ病のような症状)
  • ムーンフェイス(顔が満月のように丸くむくみ、さらに赤みを帯びる症状)
  • 中心性肥満(顔・お腹・内臓など体の中心点が太ること)
  • 動脈硬化
  • 高脂血症
  • 高血圧症
  • むくみ
  • ステロイド白内障(白内障の進行を早める)
  • ステロイド緑内障(眼圧を上げてしまい、緑内障のリスクが高まる)
  • ステロイド離脱症候群(副腎からステロイドが分泌されなくなり、頭痛・吐き気・倦怠感・血圧低下などの症状が現れる)
  • 座瘡(ざそう/にきびのこと)
  • 無菌性骨壊死(大腿骨などが壊死し、腫れや激痛が現れる病)

突発性難聴の治療を行う医療機関では、上記のようなステロイドの副作用を避けるため、ステロイドホルモンの漸減療法(ぜんげんりょうほう)を行っています。

「漸減」とは徐々に減らしていくことを意味する言葉。つまり、漸減療法とは、投与するステロイドの量を徐々に減らしていく治療方法なのです。漸減療法では最初にステロイドを大量投与し、短期間で突発性難聴を治療します。

その後ステロイドを減らすことで、総合的なステロイドの摂取量も抑えることができます。始めにステロイドを大量摂取するため副作用が現れやすいという説もありますが、副作用が現れない人も多いです。

もし、現れたとしてもほとんどの場合、投与をストップすればすぐに症状が治まります。事前に医師と相談して漸減療法を行うか決めると良いでしょう

通常、2週間以上ステロイドを投与するとステロイド離脱症候群(急激な中止や減量で起こる頭痛・関節痛・吐き気・血圧低下・強い倦怠感など)が起こりやすくなります。

しかし、漸減することで、治療効果を得ながらステロイド離脱症候群になるリスクを抑えることができます。つまり、漸減療法はとてもバランスの良い治療方法なのです

ステロイドで本当に治る?

突発性難聴でよく用いられるステロイドですが、ステロイド投与の試験であまり効果が得られなかったという報告もあるため、効果については科学的根拠に欠けることも事実です。そもそも突発性難聴の原因もまだ明確には解明されていないので、ステロイド投与で必ず治るという保証はありません。ステロイドで改善効果が見られない場合は、鍼治療や循環改善剤などの別の治療法へシフトさせる必要があります。

鼓室内ステロイド注入療法について

鼓室内ステロイド注入療法は、点滴や内服薬などで全身にステロイドの効果を与えず、鼓室(こしつ/外耳道から鼓膜の内側にある空間)のみに限定的に効果を与える治療法です。鼓室内ステロイド注入療法では、麻酔をかけたあと鼓膜を小さく切り、そこからチューブでステロイド液を注入します。切った鼓膜の穴はおよそ1ヶ月で自然治癒しますが、鼓膜が再生されなかった場合は改めて鼓膜形成手術を受ける必要があります。

この鼓室内ステロイド注入療法は、全身投与に比べて副作用の影響が少ないため、糖尿病などの影響でステロイドの全身投与ができない人や、従来のステロイド治療で効果が得られなかった人も利用できます。また、全身投与にあわせてこの鼓室内ステロイド注入を行えば、効果をさらに高めることが可能です。

このように、一口にステロイド治療といっても何通りかの方法があるのです。

また、薬などで血液循環を良くしながら、鍼治療で症状の改善を図ることもあります。

突発性難聴の治療でなによりも重要なことは、精度の高い診断をしてもらうことと、早期に適切な治療をしてもらうこと。

「耳がおかしい」と感じたら、すぐに診察を受けることが肝要です。

設備がしっかりと整っている病院や、耳鼻咽喉科の専門医が在籍している病院で診断を受ければ、速やかな対応をしてくれるでしょう。

なぜなら、突発性難聴は発症してから約48時間以内に適切な治療を受ければ、聴力が回復するケースが多いからです。

発症から1週間以上たってしまうと、専門医のもとで治療しても十分に聴力が回復しないケースがあるほか、1ヶ月以上もの長期にわたって放置しておくと、治療困難な状況になってしまうケースもあります。

軽度の難聴だったときや発症前後にめまいをともなっていないときは、回復も早いようです。また、糖尿病や高血圧・高脂血症などの疾患のない人、若い人も早期に改善する傾向があります。

逆にいえば、そうでない人は治りにくい、ともいえるので、日ごろの生活習慣にも気をつけておきたいところです。

仮に、長期間放置してしまって、後遺症のように継続的に痛みを感じるようになってしまった場合は、鍼治療などで痛みを和らげることもできるようです。

いずれにせよ、原因が究明されていない以上、突発性難聴の治療は絶対ではありません

「病院に行ったから必ず治る」「この治療をしたから心配ない」とは言い切れない側面があることを理解して、できるだけ多くの方法にトライし、治癒の可能性を探ってみるのも手でしょう。

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